特長
高生産 ~最高8.0m²/hの高速プリント~
ライト色(LcLm)、特色を搭載しない場合、CMYKのスタガ配列(4C+4C)の設定を選択するとUJF-7151 plus(従来機)の約2倍のプリントスピードが可能となります。

ヘッド構成:従来機より2ヘッド増の8ヘッド搭載により高生産性、高画質を実現
8基のヘッド構成として、6+2スタガ(6C+2SP)または4+4スタガ(4C+4C/4SP)から選択できます。
新規追加のライト色(Lc, Lm)を含む6色カラー構成では、より自然で滑らかなグラデーションや粒状感のない美しいプリントが可能です。
※ヘッド構成は設置時に選択し、その後の変更も可能です。その際はサービスマンが行います。
ヘッド配列 |
カラーセット |
特長 |
6+2スタガ |
6C+2SP |
CMYKLcLmの6色に2つの特色をプラスで高品質プリント |
4+4スタガ |
4C+4C |
4色CMYKダブルでプリントスピード重視の高生産 |
4+4スタガ |
4C+4SP |
4色CMYKと4つの特色で機能性/表現性をアップ |
カラーグロス機能 ~クリアインクを使わずにグロス表現ができる!~
カラーインクのみで光沢を表現するカラーグロス機能を搭載。従来のクリアとは違う風合いで印象的な表現ができます。照射条件によりインク密度の高い部分はグロス調に、低い部分はマット調に硬化されます。
従来のクリア印刷とは違い、一度の印刷で効果が得られます。
※メディアやデータにより効果が得られない場合がありますので事前にテストを行ってください。
高精細プリント ~最高1800dpi、MFD2に対応~
従来モデルの最高品質1200x1200dpiのさらに上の1800x1800dpiモードを搭載。細密画のような画像や極小文字のプリントも美しく正確に再現します。
また、ドットの配置位置をコントロールする「MFD2」により、粒状感や色ムラを低減した美しい画質を実現します。
インク着弾精度:最高1800dpi
プリンタ本体の構造を強化したことで印刷時の揺れを低減させ、ヘッドから吐出されたインク滴をより正確な位置に着弾させます。エッジや細線のシャープな表現やベタ印刷時の色ムラの軽減が可能です。
ボールネジ機構:高精度プリントを実現する機械構造

ボールネジ
7151シリーズは、Yバーを固定しテーブル駆動にすることでプリント時の揺れを低減し、テーブルの駆動には左右に配置した2本のボールネジを使用することで高精度でのプリントを実現しています。
さらにUJF-7151 plusIIからはZ軸にもボールネジ方式を採用することで耐荷重が10kgから30kgと大幅にアップし、重量のあるメディア、工業用途の高精度治具などもご使用いただけるようになりました。
MFD2(Mimaki Fine Diffusion 2)に対応し画質をUP
画質向上としてMFD2(Mimaki Fine Diffusion 2)に対応。ドットの配置位置をコントロールして粒状感を低減し、意図しないノイズや色ムラの発生を抑え、美しいプリントを可能にします。
特許番号 / 日本:第7152323号
MAPS4(Mimaki Advanced Pass System 4)
通常、パスの境界は直線になるため少しのズレにより、横シマが出るバンディングや、色ムラの原因になります。「MAPS4」(Mimaki Advanced Pass System 4)ではパスの端を拡散させ、境界線をグラデーションのようにすることでバンディングや色ムラの発生を軽減し美しいプリントを実現します。
パスの境界を拡散させるのでバンディングや色ムラを軽減して美しい画質を実現。

■MAPS4なし
パスの境界線でバンディングが発生。横スジや色ムラが入るため著しく画質を損なう。
循環ヘッドとノズル監視が実現する安心運転サポート
インク切れ、ノズル抜け等、生産性を維持するために懸念される項目は多くあります。
UJF-7151 plusIIは様々な技術をまとめて安定したプリントをサポートいたします。
ヘッド内でインクを循環させる『循環ヘッド』でノズル抜けを軽減
インクを絶えず循環させ、顔料の沈殿を防止する『循環ヘッド』を搭載することで安定したインクの吐出を実現。また、ノズル抜けの要因となる気泡をインクの循環により除去し、気泡により発生したノズル抜けを回復する「自己回復」を実現。顔料の沈殿したインクの排出、ノズル抜け復旧の為のクリーニング回数を削減し、ランニングコストの低減にも貢献します。

ヘッド比較イメージ

自己回復イメージ
自動でノズル抜けを検出、解決する
『NCU(Nozzle Check Unit)』
ノズルの状態をセンサーが自動で検知します。ノズル抜けを発見した場合は自動でクリーニングを実行しノズル抜けの解消を行います。ノズルの状態を確認するタイミングは作図データごと、時間単位で設定が可能。連続出力時のノズル抜発生以降の出力物を全て無駄にすることを未然に防ぎます。
生産性を維持するための
『NRS(Nozzle Recovery System)』
クリーニングしても改善されないノズルトラブルはサービスマンによる修理が必要になり、それが終わるまではプリンタを停止する必要がありました。『NRS』は『NCU』が発見し、クリーニングでも改善できなかったノズル抜けを別のノズルで代替してプリントします。サービスマンによる修理を待つ必要なく生産を再開できます(※)。
※プリントモードによってNRSを使用できない場合があります。